株式会社サトー
株式会社サトー(本社:東京都港区、以下「当社」)は、益社団法人発明協会が主催する「第84回全日本学生児童発明くふう展」および「第48回未来の科学の夢絵画展」において、2026年3月27日、科学技術館において、子ども向け体験型プログラム「体験しよう 情報化の力 ~ラベルやタグの役割がよくわかる!~」を実施しました。
本プログラムは、次世代を担う子どもたちの育成支援を目的に、商品管理や物流、医療、製造など、社会インフラを支えるラベル・タグの仕組みを題材として、“情報の見えない力”を体感的に理解してもらうことを目指したもので、地域社会との共生や持続可能な社会の実現に貢献する、サステナビリティの取り組みの一環として実施しました。
背景:高度化する情報社会と地域に開かれた学びの場づくり
近年、バーコードやRFIDなどの自動認識技術は、流通・医療・製造をはじめとする幅広い分野で活用され、私たちの暮らしを支える社会インフラとして不可欠な存在となっています。一方で、こうした技術は日常生活に溶け込んでいるがゆえに、その仕組みや役割が意識される機会は限られています。
当社はこうした状況を踏まえ、身近な製品や社会のしくみを通じて、ラベル・タグの役割を学び、社会や暮らしとのつながりを実感できる機会を子どもたちに提供することを目的に、本プログラムを企画しました。
実施内容:体験を通じて情報を「与える」「つなぐ」「活かす」を学ぶ
当日は、小学生を中心とした参加者に対し、以下の体験プログラムを提供しました。
●ラベル・タグやバーコードが果たす役割、情報伝達の仕組みについての解説およびクイズ形式での理解促進
● ハンドラベラーを使用した値付け体験
● RFIDリーダーを用いた宝探し体験
● ラベルプリンターを活用した値引きシールおよびお名前シールの作成
各体験では、単なる説明にとどまらず、実際に機器を操作しながら学ぶ構成とし、子どもたちが自ら考え、気づくことを重視しました。イベント後に実施した保護者アンケート(回答数40件)では、「良い経験になった」との回答が100%となり、高い評価を得ました。
また、約97.5%が同様の体験教室への参加経験がないと回答しており、本プログラムが新たな学びの機会となったことが確認されています。参加者からは、
「普段見ている値札やタグの仕組みを考えるきっかけになった」「企業の技術が生活を支えていることを実感できた」「体験を通じて理解でき、子どもが楽しんでいた」「社会の中の仕事や役割に興味を持つきっかけになった」といった声が寄せられ、“日常生活と技術を結びつける学び”としての価値が高く評価されました。
社会的意義:企業が担う次世代育成への役割
本プログラムは、単なるイベントにとどまらず、体験を通じて、子どもたちが科学技術を「自分ごと」として捉え、ものづくりや産業への理解と関心を深めるものであり、次世代を担う人材の育成につながる社会的意義を有しています。
こうした学びの機会は、当社が本業を通じて培ってきた自動認識技術や現場知見を背景に構成されており、技術が社会の中で果たしている役割を実感できる体験となっています。
参加者からも、「企業が教育機会を提供する意義が大きい」「日本のものづくりを支える活動として継続してほしい」といった声が寄せられています。
今後の展開
当社は今後も、自動認識技術を核とした事業活動に加え、社会への価値提供の一環として、次世代育成支援に取り組んでまいります。学校や地域との連携も視野に入れながら、より多くの子どもたちに体験機会を提供し、技術理解と社会とのつながりへの気づきを広げていきます。
なお、当社は、公益社団法人発明協会が推進する青少年創造性開発育成事業の趣旨に賛同し、シルバースポンサーとして協賛しています。本取り組みは、同事業の一環として開催されている発明くふう展の会場において実施しました。