プレスリリース

放置竹林問題に着目した環境配慮型ラベルを商品化

国産竹資源を活用した「竹ラベル」を2026年4月より受注開始


株式会社サトー

株式会社サトー(本社:東京都港区、以下「当社」)は、国産竹パルプを100%使用した素材を原紙に採用した環境配慮型ラベル「竹ラベル」を商品化し、2026年4月より受注を開始したことをお知らせします。未利用資源となっていた国産竹を商品にアップサイクルし、環境配慮と実用性を両立したラベルです。

開発背景


竹は古くから日本の生活を支えてきた植物で、建材や日用品、食材など多様な用途で活用されてきました。しかし、生活様式の変化により竹資源の利用は減少し、管理されず放置された竹林が周囲の森林や農地へ侵食して生態系へ影響を及ぼす「竹害」が全国で問題となっています。こうした放置竹林は増加傾向にあり、地域社会や環境に深刻な影響をもたらしています。
当社は、サステナビリティとして掲げる「自然との共生」と「資源の有効活用」の一環として、竹資源の新たな活用方法に着目しました。今回採用した「竹紙100ホワイト」は、100%国産の竹パルプを使用しており、未利用資源となっていた竹を原料として活用することで資源循環の促進に寄与します。

※竹紙100ホワイト:中越パルプ工業株式会社が製造する、国産竹パルプを100%使用した紙素材。

商品概要


本商品は、竹繊維が程よく残ることで、自然な凹凸が感じられるマットで上品な風合いが特長で、ラベル自動貼付機にも対応可能です。和紙のような外観品質とラベルとしての運用性を両立し、食品や日用品などさまざまな商品ラベル用途での利用を想定しています。ラベルを使用することで環境貢献を実現する環境配慮型ラベルです。

商品使用イメージ

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商品名:竹ラベル

ラベル用途:食品、日用品、環境配慮型商品のパッケージラベルなど

サイズ:用途に応じたサイズをご提案いたします

本件に関するお問い合わせ:https://www.sato.co.jp/contact/

今後について


当社は1940年の創業時、竹材を編んだ輸送用ケースや竹製組立箱の製造によって事業を開始しました。竹を用いた商材で物流現場の課題解決に取り組んできた歴史があり、竹資源を活かしたラベルの開発は、創業の原点にもつながる取り組みです。本商品を通じて国産竹の新たな活用価値を創出することにより、竹林管理の促進や森林・里山の保全、生物多様性の保全など、環境貢献が期待されます。今後もサステナブル素材を活用した商品開発を通じて、社会全体の課題解決と持続可能性の実現に取り組んでまいります。