株式会社サトー
株式会社サトー(本社:東京都港区、以下「当社」)が開発した「短距離無線通信を用いた電子機器の初期設定システム」(特許第7202289号)が、公益社団法人発明協会が主催する令和7年度関東地方発明表彰において「発明協会会長賞」および「実施功績賞」を受賞しました。
優れた発明を完成し、進歩性に優れ、かつ実施効果が顕著である点が認められ、発明者である太田 未来、片山 将の両名が「発明協会会長賞」を受賞しました。さらに、発明の実施化に尽力した功績が評価され、当社が「実施功績賞」を受賞しました。
式典に出席した上席執行役員副社長 笹原美徳、発明者の太田未来、片山将
受賞技術の概要
本システムは、短距離無線通信(NFC)を利用し、ラベルプリンターをはじめとする電子機器を梱包箱から取り出すことなく初期設定できる仕組みです。従来、電子機器の初期設定には、開梱・電源投入・ケーブル接続といった複数の作業が必要で、現場における作業負荷が課題となっていました。
今回受賞した技術では、梱包箱に設けた通信位置マークに携帯端末をかざすと、電子機器に内蔵された通信タグと非接触の短距離無線通信(NFC)が開始され、情報の読み出しや書き込み、必要な初期設定の実行が可能です。これらはすべて、機器の電源投入やケーブル接続を行うことなく実施できる点に大きな特徴があります。
本技術によって、初期設定の作業時間を大幅に短縮できるとともに、再梱包を不要とし取り違えの防止にも寄与します。大量導入時の作業効率化を実現し、現場の労働生産性向上に大きく貢献するものです。
受賞情報は下記よりご覧ください。
https://koueki.jiii.or.jp/hyosho/chihatsu/R7/jusho_kanto/detail/jiii2.html
本システムを活用している商品
サトーの知的財産への取り組み
長年にわたりサトーでは、事業成長を支える発明および知的財産の創出に注力しています。知的財産の保護や活用を通じて、より豊かで持続可能な世界社会の発展と、企業価値の向上に努めています。
知的財産への取り組み:https://www.sato-global.com/ja/sustainability/csv/ip-policy/